松聖村塾 SHOSEISONJUKU

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井の中の蛙にとどまるな、大海のサメになれ

今朝のNHKニュースでなかなか粋なコーナーがありました。

なぜこんな混沌、混乱した情勢になったのか、小宮隆太郎先生ならまずは徹底的になぜと問えとおっしゃるに違いないと。それだけを伝える明快なコーナーでした。

NHKは某解説委員のくだらないダジャレで朝から視聴者を不快にさせないで、今日を生きる指針みたいなこういう偉人のメッセージを朝の時間でどんどん発して欲しいですね。新会長宜しくお願いします。

小宮先生の精神は小宮ゼミ内にとどめないで、もっと幅広く多くの人々の共有財産にすればいいのに。アホの私大文系のわたしでもそう思うんだからそうしたらいかがでしょうか。私が主宰する塾でも、なぜか、どういうことかを問い、要するに何なのかを己の頭で明快にせよ、と指導/訓練しています。小学生からです。因みに東大入試問題もこんなノリです。王道ですね。

竹内ゼミ出身の自称トップオブエリート元上司からは、当時名前の代わりにアホの私大文系と呼ばれていましたが、そうした中にあってもその後白川さんからの教えを通じてちゃんとした思想(小宮-白川学派&山口-白川学派)を学べたのは、佐久の山猿のお里人生ゲームの幸運でした。そしてそれを今度は、佐久の田舎の井戸の中に潜んでいるまだ若い蛙たちに説き、井戸を飛び出して大海のサメになれ、と説いている不思議な現状に喜びを感じています。

慶応で師事したケインズ&シュンペーター派の蓑谷先生のスパルタ計量経済学教育もホント素晴らしかったのですが(理論なき計測、計測なき理論、どちらもアホ。古典を読まぬヤツはドアホ。勉強せぬヤツは生きている資格すらない)、やはり自分の人格思想形成のアイデンティティーは日銀営業局海兵隊と白川特命チームになります。蓑谷先生すいません。

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